アッツ桜 ガーデニング知識
No.11
ダリア・ポンポン咲き

ガーデニングに関する知識や知恵・技(わざ)を記述します。
皆さんの知恵と技もぜひお聞かせください♪

春植え球根の栽培

  

◆今春、グラジオラス、カラーの球根をプランターに植え付けました。
グラジオラスは今年購入の球根5品種10個と1昨年購入の球根で2年開花した球根10個である。今春購入の品種は黄緑花のグリーンアイル、ピンク系花のハイスタイル、紫系花のオベリスク、黄橙花のゴールデンゲーム、赤系花のビザールである。昨年のグラジオラスはさっぱりの成果で1〜2花しか咲かなかった。球根も小さく今年も咲いてくれないのでは?と今から不安である。
カラーは初めての植え付け挑戦である。今春購入の3品種は紅紫花のシルバーライニング、黄色花のブラックマジック、橙赤花のマンゴである。ユニークな花形とコンパクトな草姿はプランターや鉢植え栽培には最適ではないでしょうか。
◆春植え球根にはこのほかに、アマリリス、カンナ、球根ベゴニア、ダリア、アッツ桜・・と本当に多くありますね。お気に入りの球根を植えてみませんか。栽培のポイントをご紹介しますので参考にして下さい。


  

◆【植え付け時期
球根によって異なりますが、オキザリスは1〜2月、これ以外のほとんどの球根は3〜5月です。グラジオラスは7月上旬まで植え付けが出来ます。
◆【場所
日当たりがよく、水はけのよい場所に植えます。日当たりがよいと花立ちがよく丈夫に育ちます。また、球根の肥大にも欠かせない条件です。水はけが悪いと生育不良や根腐れを起こす原因となります。
◆【用土
肥沃で通気性に富み、適度な保水性のあることがポイントです。弱酸性土壌にするために植え付け3週間前までに石灰1uあたり100gを、そのあと2週間ほどあけて堆肥や腐葉土を施すとよいでしょう。肥料(元肥)として化成配合肥料1uあたり60〜80g(有機肥料の場合は150〜200g)を加えます。鉢植えの場合は赤玉土7に腐葉土3くらいの割合がよいでしょう。
◆【植え付け深さ
植え付け深さは球根の高さの1〜2倍、植え付け間隔は球根の横幅の3〜4倍にするのが一般的です。グラジオラスの場合は多少の深植え、植え付け深さは球根の2〜3倍くらいにします。
◆【水やり
夏場はほとんどの品種が水切れを起こさない程度で水やりを行います。ほとんどの球根が水はけのよい土壌を好みますので用土の配合はもちろん、排水不良による根腐れや球根の腐敗に注意します。開花時期が冬〜春のものは冬場の潅水量を秋から除々に減らしていきます。また、凍結には注意をしてください。
◆【施肥
追肥として芽が出始めた頃から月2回の割合で施します。つぼみが出てくる前までの生育前半期には、葉や茎の生育に必要な窒素、花色を美しくするためのリン酸が必要です。そして、花後の生育後半期には、球根の肥大期にあたりカリが必要です。
◆【開花後の管理
花がしおれ始めたら早めに摘み取り、結実させないようにします。花後には追肥として液肥を月3回くらい与えます。
◆【球根の堀り上げ
春植え球根の多くは耐寒性に乏しく、冬期の低温、凍結で球根が腐敗しますので球根を掘り上げて貯蔵します。葉が黄色に変色し枯れ始めたら球根を掘り上げて陰干しにします。
グラジオラスなど病気が発生しやすいものは、殺菌水和液に約30分浸してから乾燥させネットなどに入れて室内の冷暗所で保管します。
球根ベゴニアなどのように低温に弱いものは、おがくずやバーミキュライトを入れた発泡スチロール箱に保管するとよいでしょう。
アマリリスのように1年中根が生きているものや鉢植えの小球根などは、潅水を控えて室内の比較的暖かい所で管理し、春の植え付け時期に植え替えを行います。
◆【病虫害の予防
病気にかからず健全で丈夫に育てるための最大のポイントは、日当たり、風通しをよくし、過湿や乾き過ぎにならないように適切に潅水を行うことです。次に肥料は窒素過多を避けバランスよく与えます。球根栽培で最も発生しやすい害虫はアブラムシです。ウイルス病の原因にもなりますので発見次第すぐに殺虫剤で駆除します。

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