シュウメイギク ガーデニング知識
No.7
シュウメイギク

ガーデニングに関する知識や知恵・技(わざ)を記述します。
皆さんの知恵と技もぜひお聞かせください♪

園芸の基礎〜秋・冬の作業〜

  

◆10月から3月までのお庭や鉢植えのお手入れについて紹介します。新潟県での管理作業です。地域によって多少の違いがあります。

  

◆【10月の作業
秋植え球根を植え付けます。チューリップ・スイセン・スノードロップ・クロッカス・ヒアシンス・フリージアなど。フリージアは寒さに弱いので植え付け後の管理にご注意を!
デンドロビウムは10月いっぱい戸外で管理します。
ボケボタンの植え付けや移植を行います。春植えは根頭がんしゅ病にかかりやすいので避けましょう。ボタンは深鉢に接口が鉢土上に出ないように植えます。
つる性花木の整枝。フジ、アケビなど混んでいる小枝を2月くらいまでに切り、通風、採光をはかります。
●樹木の害虫駆除のため「バンド巻き」をします。コモやわらでマツなどの幹を巻き害虫を越冬させ早春にはずし焼却します。

  

◆【11月の作業
春植え球根を堀り上げて貯蔵します。カンナ・ダリア・アマリシスなどは霜の降りる前までに堀り上げます。凍ると腐る球根が多いので貯蔵には万全を期しましょう。蓋つきの発泡スチロールの箱を防寒に活用しましょう。
冬花壇を楽しむ準備をしましょう。草花は必要に応じて霜よけを行ない、リン酸分の多い化成肥料を施し寒さへの抵抗力をつけます。葉ボタンで花壇を飾るのもいいですね!
●花芽が伸び始めた洋ランの鉢を室内にいれましょう。芽を寒さから保護します。
シャコバサボテンは出来るだけ鉢を移動しないようにしましょう。温度など環境の変化に敏感です。
クロトンなど極めて寒さに弱い種類は保温ケースに入れましょう。
エンジェルストランペットは落葉後の整枝を行ない防寒に留意しましょう。
●翌年移植予定の樹木は「根回し」を行っておきましょう。
●伐採枝や落葉の処理を行いましょう。カキやリンゴなどの果樹の落葉はたいてい病原菌に冒されています。カキの美しく紅葉した葉には丸い褐色の斑点があります。円星(まるほし)落葉病の病斑です。落葉を集めて焼却するか地中に深く埋め込みましょう。

  

◆【12月の作業
マツ類モミアゲでお正月の準備を!庭木のクロマツ・アカマツ・ゴヨウマツ・ダイオウショウ・タギョウショウなどは11〜12月にかけて行ないます。ダイオウショウの整枝枝はお正月の生花材料に使用できます。すっきりした庭でお正月を迎えましょう。
雪囲いをしましょう。積雪や凍結から庭木、草花を保護しましょう。
鉢植えは冬の低温にも注意は怠れませんが、水の与え過ぎには注意しましょう。根腐れの原因になります。

  

◆【1月の作業
水栽培の球根草花は冷暗所に置きましょう。
●庭木の病害虫予防のため石灰硫黄合剤を散布しましょう。

  

◆【2月の作業
●春まで咲き続ける鉢花は十分日光に当てます。
シンビジウムはぬるま湯を与えます。
寒冷地では落葉樹や花木を植え付けます。11月からの秋植えも可能です。この場合防寒に留意しましょう。

  

◆【3月の作業
●霜の心配がなくなったら一年草の種を蒔きます。
ザクロウメモドキなどのひこばえ(ヤゴ)は小さいうちに切り除きます。
●低温に比較的強い種類から防寒を中止するようにします。


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