ガーデニング用語解説 No.3 |
ガーデニング用語を解説するとともに、用語に関する育成上の知識を記述します。 |
◆春にマツの新芽が棒状に伸びきったとき、みどり摘みを行います。みどりとは、棒状に伸びきったマツの新芽のことで、これは、その年に伸びる枝の節間の長さを表しています。みどりが長いと、節間もそれだけ長くなる。枝間隔が自分の希望する長さになるようにするために、みどりを摘み取ることが必要です。 |
◆みどりの先端が摘み取られたために、上にいくことができなくなった養分が、新しい葉にある生長点に集り、その結果、葉の間の生長点が伸びはじめ、これが秋枝となって枝分かれします。 |
◆めくら摘みとは、みどりを元から全部摘み取る方法で、上方の枝など新梢の発生を少なくしたいときに行います。また、新梢を発生させたい前年生枝の途中をハサミで切断する場合も、めくら摘みということがあります。 |
モミアゲ |
◆「葉刈り」・「古葉とり」ともいいます。 |
◆モミアゲの1回目は、通常、みどり摘みと一緒に行い、古葉の約3分の2を刈り取る。さらに、残りの古葉や春から秋までに伸びる葉ぶりの悪い葉を、秋から正月にかけての2回目のモミアゲで刈り取ります。年2回のモミアゲによって、色鮮やかな葉を正月に眺め、新しい気持で新年を迎えることができます。 |
潅水 |
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◆「鉢の表土が乾いたら」・「鉢の表土を指先で触ってみる」・[春から秋の生長期には水不足が禁物]・「多肉植物は水を控えめに」・[花木盆栽は7月〜8月には潅水を控えめに(ウメ・カイドウは特に)]・[潅水は午前中に]・[潅水の量は鉢底から流れるくらいたっぷりと] ・「蓮口のついたジョウロで静かに与える」 |
◆植え付け |
◆植え替え |
◆定植 |
◆仮植 |
◆移植 |
◆根回し |
◆根巻き |
◆幹巻き |
◆ほとんどの庭木・草花は生育に際し陽光を好みます。花や実を観賞する花木は、1部の例外を除きほとんどが陽光を必要としますし、果実を収穫する果樹などは、例外なく陽光が必要です。 |
◆花木や果樹以外の庭木で、とくに陽光を必要とする樹木を陽樹といい、日陰地でもよく生育する樹木を陰樹といいます。
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◆上記の陽樹の中には、半日陰で生育できる比較的耐陰性の強い樹木もあります。上記以外の多くの庭木は、半日陰でも生育できる樹木がほとんどですが、陽光を好むことには変わりありません。 |
◆半日陰とは、一日のうちの午前中か午後、または3〜4時間日が当たるとか、大木の梢越しに木漏れ日の当たるような場所をいいます。半日陰を好む樹木は、センリョウ・マンリョウ・ヤブコウジ、ヒイラギナンテン・ツバキ・アセビ・ジンチョウゲ・アジサイ・クチナシ・ビヨウヤナギ・ヒサカキ・などで比較的少数です。 |
◆草花も例外ではなく陽光を必要としますが、樹木ほど生命力が強くないため、陽光が強すぎると枯死する草花があります。日陰や半日陰向きの草花にはつぎのようなものがあります。クリスマスローズ・ギボウシ・シュウメイギク・オモト・ヒマラヤユキノシタ・アスチルベ・サクラソウ・ミヤコワスレ・ヤブラン・ツワブキ・・と多いですね。 |
日陰のお庭も有効に活用しましょう! |
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