手作りの正月飾り 02年1月 紅梅

みどりの空間で、旅先で、庭先で・・こころの癒しのメッセージです。
コーヒー?紅茶?緑茶?・・香りを楽しみながら読んで観てくださいね♪


門松を作って新年を祝おう!


  

◆門松作りは昨年の暮れで3回目である。そもそも知人から稲藁(いなわら)をいただいたのが作るきっかけだ。スーパー店で板金製の容器(ごみ入れ用)(直径約30cm)2個と川砂を購入。
稲藁は、しごいて中のかたい芯部を使う。容器の底面から約10cm出して容器の周囲に配置したわらを縄でぐるぐる巻き、男結びで固定する。最下部7回巻き、中間部5回巻き、最上部3回巻きにする。(縁起をかついで「7−5−3に縛る」という)

◆容器の底面から出ている藁は、容器の外側に折り曲げる。容器の上部から出ている藁は、約3cm残してハサミで容器の周囲均一に切り揃える。これで門松の本体は出来上がりだが、さらに、別縄で飾り結び(作りやすい菊結びなどがよい)を作り、容器上部に巻きつけ飾ればなお良い。(もちろん門松は1対2個を作る)

◆竹は緑の濃い若竹がよい。約25度の鋭角で切る。竹ノコギリで竹の皮が剥がれないように切るのが難しい。藁が巻かれた容器に砂を90%入れ、そこに飾り竹を3本(中央を高く)、下部をワイヤーかガムテープで巻いて結束したものを容器の中央部の砂に刺し込む。砂は水分を含ませるか容器に水を注いで湿らすと刺した竹が安定する。

◆門松に飾るのはマツ、サカキ、ナンテン、センリョウなど縁起のいい吉祥木稲穂など、豆殼などもよい。マツの先穂や稲穂は、私の場合親戚からいただくが、サカキや赤い実のついたナンテン、センリョウは当家にある。飾り付けを終えると、本当に気持ちが安らぐ。新年を迎える心の準備ができた一瞬である。

玄関前の門松です、お正月気分を盛り上げてくれました!

玄関前の門松
門 松


阪神大震災・7周年


  

◆1月17日は阪神大震災7周年の日だ。被災地では亡くなった人の冥福を祈るメモリアルイベントが行われている。被害の大きかった兵庫県・神戸市ではメモリアルウォーク(被災地を廻って歩く催し)や防災訓練などが行われている。
淡路島でも大きな被害を被った。今年の1月15日に皇居・宮殿で催された「歌会始の儀」で天皇陛下が詠んだ歌に感動した。陛下は、阪神大震災の復興状況を視察した淡路島で、白い花の咲くタイサンボクを地元の子らと植えたときのことを歌った。

園児らとタイサンボクを植ゑにけり 地震(なゐ)ゆりし島の春ふかみつつ

タイサンボクは、5月〜6月に大きな白い香りのよい花を開き、秋に熟すと赤い種子をつける。春深まる4月が植え付けの適期であり、10m〜20mにも達する常緑の高木である。
タイサンボクのようにまっすぐに大きく園児らが育つことを、そして、タイサンボクのように力強く地震から立ち上がることを祈念して詠んだ歌であろう。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。


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