みどりの空間で、旅先で、庭先で・・こころの癒しのメッセージです。
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”華麗なる装い”アザレア展

◆２月２６日〜３月１０日、新潟県・新津市にある新潟県立植物園でアザレア展が開催された。日本では、アザレアのことを西洋ツツジと呼び、ツツジ類と区別していますが、西洋では、ツツジ類すべてをアザレア（正式には、ベルジアン アザレア）といっています。

◆アザレアは、古来の日本のサツキ、中国のシムシー、中国〜奄美大島のタイワンヤマツツジ、沖縄〜奄美大島のケラマツツジ、大紫、白琉球などのツツジが交配されて誕生したという。これらのツツジが１９世紀の初頭に西洋に導入され、ベルギー、オランダ、イギリス、ドイツなどで交配され、品種改良が行われました。明治１５年頃アザレアが輸入され、以後日本でも生産の途につきました。

◆アザレアを日本のサツキと比較してみると、アザレアは、葉が丸く大きく、寒さに少し弱いが、花が豊大であり、花色は派手で華麗です。一方、サツキは、寒さに強く、葉と花は小型です。もうひとつの違いは、アザレアは温度に敏感で促成栽培ができますが、サツキは加温しても芽が伸長するだけで開花は早まらない。
鉢物としてのアザレアは品種改良が進み、今では８月中旬（極早生）から５月中旬（晩生）まで販売されています。

◆前置きが長くなりましたが、アザレア展の華麗なる装いをご観賞ください。