シソの花穂 02年9月
No.2
シソの実

みどりの空間で、旅先で、庭先で・・こころの癒しのメッセージです。
コーヒー?紅茶?緑茶?・・香りを楽しみながら読んで観てくださいね♪


青ジソの花穂と実


 

シソは、ヒマラヤ、ミヤンマー、中国が原産とされています。日本では平安時代以前から栽培されていました。現在でも関東から関西にかけて多く栽培されています。
●シソには多くの種類がありますが、代表的なものはご存知の紫色の赤ジソと緑色をした青ジソです。食用になるのは花穂です。青ジソにはカロチンとカルシュウムが抜群に多く含まれているほか、ビタミン類や鉄分が豊富です。赤ジソもカロチンがやや少ない以外はほぼ同じ成分です。
●漢方では葉を蘇葉(そよう)、実を蘇子(そし)といって発汗、精神安定剤、去たん、せき止め剤、利尿剤として用いてきました。このほか、貧血、吹き出もの、食欲増進整腸などにも効果があるといわれています。また、香りの強いハーブ類に多い防腐作用があります。(シソも広い意味ではハーブのなかに入ります)これはシソに含まれるペリラルデヒドという成分の働きによるものです。お刺身のつまとしてシソが用いられますが、これは生魚の臭いを消したり、魚毒による中毒を防ぐためです。

当家の青ジソ
◆シソの若葉が食卓にのぼる6月ごろまでは、朝食の食卓に昨年のシソの実と葉がならぶ。シソの実のみそ漬けとシソの葉・花穂を乾燥させたものだ。
シソは毎年春に裏庭の果樹の樹間に芽を出し、初夏には香り高い青ジソの若葉が食卓を飾る。そして9月、花穂が食卓に・・実熟を待って実をしごいて採取する。これがみそ漬け作りの実である。1回目の実の採取後まだ花穂のついた穂ジソがかなり残っている。約1週間後に2回目の実を今度は穂ジソのまま採取する。このときに若そうな葉も同時に採る。穂ジソと葉を水で洗い、ムシロの上で陰干しにする。これがまたうまい。葉は手でもんで、実はしごいて、ふりかけ、お茶漬けに、また納豆にまぜて食べる。シソの香りが口いっぱいに広がる。絶品である!

  
裏庭のシソの実

シソの実
 シソの花(ツユクサが脇から顔を・・
あ!小さいアブだ!パチリ!)

シソとツユクサの花

 

◆【シソの実のみそ漬け】の作り方
新潟市ご出身の料理研究家 河内さくら著 「おふくろの味」を参考にさせていただきました。

  1. 採取したシソの実を10%食塩水のなかに4日間下漬けします。

  2. 下漬けしたシソをザルに入れてよく洗い、絞って半日くらい陰干しをします。

  3. 陰干ししたシソは、ホワイトリカーと塩(実の10%)を混ぜた中で4日間漬けます。(一番漬け)

  4. 次にみそ床をつくります。みそ、酒、みりん、ざら目砂糖をお好みでどうぞ!(標準:シソの実500gの場合;みそ;2kg・酒&ミリン;カップ1・ざら目砂糖;カップ1/2)
    一番漬けの実を軽く絞り、さらしの袋に入れて口を閉じ、みそ床にもぐし3ヶ月ほどしてからいただきます。お正月は丁度食べごろです。お餅に添えると最高ですね!

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