◆【寄せ植えの材料】
寄せ植えする山野草:ナンキンハゼ、ウメバチソウ、タカネノコンギク
ケト土(市販品):約1リットル、平らな花台(製作後数ヶ月は平らな花台に置く)
◆ケト土を使った【寄せ植え】の作り方
ケト土を径30cmほどの底平のタライに入れ水を注ぎ、これを両手で練り粘り気を出します。このあと水を足しドロドロの状態にします。 -
見栄えを良くするため軽く整枝したナンキンハゼを苗ポットから抜き、正面を決めます。
ウメバチソウとタカネノコンギクの配置をイメージします。(例えば、左右に配置する・周囲に配置するなど)
ナンキンハゼの株元に指で小穴をあけてウメバチソウを埋め込み、同時に水に溶解しているケト土を塗りつけ両手で固めていきます。ケト土を根の周囲に塗り固め根を保護します。
同様にタカネノコンギクを埋め込みケト土で固めます。両手で固める際には水が絞り出ます。
最後はていねいにケト土を株周囲に塗り固め、底を少し平らにして完了です。崩れないようにテッシュペーパーで株元のケト土の周囲を巻き、1〜2か月は安寧に育てます。まずは花台に載せて出来栄えを鑑賞してください。
◆【寄せ植えの管理】
●ケト土で固めた寄せ植えの株は花台に載せ、戸外の日当たりのよい場所で管理します。ただし、西日は避けてください。
●水やりはケト土の表面が少し白くなりかけたらジョウロで上部から静かに行ないます。水を切らさないように注意しましょう。
●肥料は液肥を月1回程度与えます。秋口の施肥は控えめに・・ナンキンハゼやナナカマドなど紅葉する植物は、秋の肥料を控えると紅葉がきれいに仕上がります。
●ナンキンハゼなどの落葉樹の剪定は4月芽吹き前に行ない、さらに6月に新芽を2〜3芽摘みとります。 |