サザンカ[姫光輝・群馬フラワーパーク保存品] 03年1月
No.3
サザンカ[花散里・群馬フラワーパーク保存品]

みどりの空間で、旅先で、庭先で・・こころの癒しのメッセージです。
コーヒー?紅茶?緑茶?・・香りを楽しみながら読んで観てくださいね♪


古典植物展〜今に伝える江戸の華〜その2


  

◆1月4日(土)〜1月26日(日)・新潟県・新津市にある県立植物園で開催の「古典植物展〜今に伝える江戸の華〜」を4回に分けて紹介しています。
2回目の今回は「キンシナンテンカンアオイサイシン」をご紹介します。


  

キンシナンテン[琴糸南天]
●ナンテンは日本の中部以南の暖地山林に自生する樹高2〜3mのメギ科の常緑低木です。「難転」・・難を転じるに通ずることから昔から吉祥木(縁起木ともいう)とされ、庭に植えたり赤飯や魚の進物にその葉を添えたりする習慣がありました。

 

●ナンテンの「変わり物」がキンシナンテンで、幹は短く節間は詰まり、葉が細かく糸状となります。
葉や葉軸は変異に富み、葉柄が数本癒合し、筏(いかだ)を組んだように見える「」(イカダナンテンともいう)、小葉がなく葉軸だけになる「」、葉柄がつる状に巻いたりする「(つる)」、葉が縮緬状になる「縮緬」などの葉芸が見られます。

折 鶴 筏
折鶴筏
青 縮 緬
青縮緬

 コミダケカンアオイ
  コミダケカンアオイ

カンアオイサイシン】[寒葵と細辛]
●カンアオイは、やや湿った林床に生育するウマノスズクサ科の多年草です。植物学的には冬に落葉するものをサイシン、常緑のものをカンアオイと呼びますが、かってはカンアオイをサイシンと呼んでいました。
カンアオイの暗褐色の葉柄は「泥軸」と呼ばれますが、緑色の葉柄は「青軸」と呼ばれ珍重されました。
●葉に現れる斑模様には、葉脈に沿って条斑の現れる「」、霜降り状の細かい斑点の「胡麻斑」など多彩な美しさがあります。


   サイシン・おかめ
サイシン・おかめ
サイシン・雲龍滝
サイシン・雲龍滝
クワイバカンアオイ
白玉錦
  
  

◆古典植物については下記ページも併せてご覧ください。
●ティータイム古典植物展〜今に伝える江戸の華〜その1[ツバキ]
●ティータイム古典植物展〜今に伝える江戸の華〜その3[ヤブコウジ]
●ティータイム古典植物展〜今に伝える江戸の華〜その4[カラタチバナ・マンリョウ・オモト]
●ティータイム古典園芸植物展
●ティータイム”ユキツバキ群生地”加茂山公園
●四季の手入れヤブコウジ
●四季の手入れマンリョウ


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