3月(弥生)の手入れ ボケ・クリスマスローズ |
今回は、ボケとクリスマスローズを紹介します。どちらも新春を彩る花で、春一番を告げる花ですね。ボケは東洋の代表花であり、一方、クリスマスローズは西洋の代表花ではないでしょうか。どちらもほんとうに美しい魅惑の花です。 |
ボケ |
◆ボケは、中国原産で北海道、本州、四国、九州に植栽されている高さ2〜3mの落葉低木です。3〜4月ごろ、赤または白色の径約3cmの5弁花が咲きます。雌雄同株で花弁は卵円形、蕚は鐘形で、雄花には雄しべ30〜50個と退化した雌しべがあり、雌花は雌しべが大きい。果実はだ円形で大きく、7〜8月ごろ黄色に熟します。小枝には硬いとげがあり、葉は互生し、長だ円形で縁に細かい鋸歯があり、托葉は大きい。
◆ボケは古くからわが国で愛されてきた花木の一つで、早春の花として春を最も強く感じさせる花木ではないでしょうか。その魅力は花期が非常にながく秋咲き品種から春咲き品種まで6か月も観賞できます。また促成栽培も容易で冬期間の観賞も十分楽しめます。 ◆ヒボケは花が朱赤色、シロボケは花が純白色、サラサボケは紅色と白色が混じる。コウテンボケは枝がねじれて曲がり、紅色の花をつけます。最近は品種改良が進み、200種近い品種があります。可愛い小輪咲きから豪華な巨大輪咲き、一重咲きから八重咲き、万重咲きまで多様です。園芸品種では、昔から、トウヨウニシキ(東洋錦・紅白咲き分け・大輪)、チョウジュラク(長寿楽・朱紅色八重大輪・抱え咲き)、キンジシ(金獅子・朱紅色一重大輪・)、オオヤシマ(大八洲・乳白色八重大輪)、チョウジュバイ(長寿梅・緋紅色一重小輪・四季咲き性あり)などが知られています。 ボケ「手入れのポイント」はこちら♪ ◆3月1日〜3日・新潟県・小須戸町で第25回日本ボケ展が開催された。画像は下記からご覧ください。 第25回日本ボケ展はこちら♪ ◆当家の盆栽鉢は、2000年4月、盆栽好きのご老人からいただいた。多くの盆栽鉢を管理しておられる。盆栽棚に沢山並べてあり、若干日当たりが偏って生育した様子であった。片枝の成長が少しおくれている。 ◆下記画像は、昨年4月の開花である。 |
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◆[03年5月追伸]:[今年3月に購入したボケ盆栽・「日月星」が咲きました!下記からご覧ください♪] |
◆クリスマスローズの原産地はヨーロッパ地中海沿岸で、西アジアにも20種ほど分布しているとのことです。名前から連想すると、クリスマスの頃咲くバラに似た花のイメージから名前がつけられたのではないでしょうか。 クリスマスローズ「手入れのポイント」はこちら♪
◆3月2日〜7日・新津フラワーランドで、クリスマスローズ展が開催されました。新津市在住、園芸研究家の木口一二三氏の個展です。花色もピンク、ホワイト、パープル、ブラック、ワインレッド、イエロー、と豊富、花芸も無地、絞り、スポット入り、底濃紫、と多彩。品種が多いのにびっくり! クリスマスローズ展はこちら♪ ◆クリスマスローズは耐寒性があり半日陰で生育することが魅力だったので、2000年の春、花の咲かない子株を数株購入し前庭リンゴ樹下に植えた。昨年4月、1株からワインレッドの花が一輪咲いた。今年はどうだろうか・・と株元の大きな葉をめくると蕾がついている!昨年咲いたワインレッドの蕾と今年はさらにもう1株白黄色の蕾が2〜3個づつついているではないか。4月に咲く花が待ち遠しい。 ◆前述のクリスマスローズ展で画像をいただいたお礼に、ピュアーホワイトなる品種の白黄色の開花株を購入し早速地植えの仲間入りをした。 ◆下記画像は、前庭・庭植えのクリスマスローズである。今年購入したピュアーホワイトと昨年4月に咲いたワインレッドです。 |
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