ヒマラヤユキノシタ 4月卯月手入れ
ヒマラヤユキノシタ
シュンラン
シュンラン

今回は、ヒマラヤユキノシタシュンランを紹介します。ヒマラヤユキノシタは、常緑の大きなウチワ状の葉が雪の下で重い雪にじっと耐え、雪が消えるのを待ちかねて花を咲かせてくれますね。シュンランも常緑の宿根草で、冬を越し春を待ちかねてあのホクロのついたかわいい顔を見せてくれます。どちらも笑顔がすてきな花ですね。


ヒマラヤユキノシタ

  

◆ヒマラヤユキノシタの和名は、アジア北部のヒマラヤ山岳地帯に自生するユキノシタ科の植物であることから命名されたもので、常緑で肉厚の大きなウチワ状の葉の上に、春一番に淡紅色の花を咲かせます。株元から長い花茎を伸ばし、その先端に花茎1.5〜2cmの梅花状の小花を房状につける草丈20〜30cmの常緑の宿根草です。

◆ヒマラヤ地帯の厳しい環境に耐えるきわめて強健な性質をもち、暑さや寒さ、乾燥にも強く、日向半日陰どちらにも適応できます。花は淡紅色のほかに白色があります。どちらも可憐でやさしい感じの花で、つぎつぎに小花を咲かせ長期間花を観賞できます。花に負けずにきれいな常緑の葉は、地表を覆って茂るのでグランドカバー(地被材)として利用したり、ロックガーデンの植え込みや大木の下草、ときには芝生の庭の植栽にも利用できます。もちろん、鉢つくりでベランダ栽培も楽しめます。

ヒマラヤユキノシタ「手入れのポイント」はこちら♪

◆当家のヒマラヤユキノシタは、(水のない)池の石組みの間と池手前の縁にそれぞれ数株ある。ことしは池手前のものしか咲かない。しかも、小柄の花が3房・・少しさびしい。地が粘土質でかたく地下茎の生長が悪いためであろう。反省点である。
◆画像上は、主庭・池手前のさびしいヒマラヤユキノシタ、画像下は、ご近所のお宅からいただいた。

  
ヒマラヤユキノシタ観てね♪
池手前縁の少しさみしいヒマラヤユキノシタ
  
ヒマラヤユキノシタ
ご近所のヒマラヤユキノシタ

シュンラン

  

◆ラン科植物は地球上に3万種といわれるほど多くの自生種が分布しているという。日本では、東洋ラン洋ラン野生ランの3つにグループ分けしています。東洋ランは、中国中北部の温帯、台湾、日本などに自生する種類です。中国では1千年も前から栽培がはじめられたそうです。シュンランは東洋ランに属し、美しい花色、葉の斑などの新品種が多く、洋ランとはひと味違った趣があると思います。ちなみに野生ランには、サギソウ、トキソウ、ウチョウランなどが属します。

◆シュンランは、日本シュンラン、中国シュンラン、台湾シュンラン、カンラン、などが有名です。それぞれに特色がある。日本シュンランは日本各地に自生するシュンランでほとんどは3月〜4月に開花し、1茎に1花をつけるが、まれに2花をつけるものもある。花は淡黄色が基本であるが、朱を含むもの、白花、黄花など変異も多い。葉には白斑、黄斑、縞、覆輪、虎斑などの斑が入る種類もある。香りはほとんどない。シュンランの和名は、中国の春蘭に似ているのでシュンラン(春蘭)とつけられました。

カンランは、日本の中部地方以西の太平洋側、宮崎、鹿児島などの山地や、台湾などに自生する。花は芳香があり10月〜12月に開花する。1茎に3〜8輪つき、細長い花弁、淡緑黄色から紫紅色、白色など変異が多い。春に開花するものを春カンランといいます。

シュンラン「手入れのポイント」はこちら♪

◆当家のシュンランは、3年前の春、株分けした1株を親戚からいただき植え替えた。里山に咲いていた自生種の日本シュンランで、葉には目立たないが数本の黄色の縞が入り、葉は20cmを超えて長く美しい。葉の縁には小さな鋸歯がある。2年目の昨年に1花つけた。大株に育った今年も3月下旬に株元から紅が混じった15cmほどの淡緑黄色の花茎を伸ばし、頂部にやはり淡緑黄色の花を1花咲かせた。展示即売場の鉢は淡黄色の数本の花が咲いてにぎやかであった。当家はなぜ花つきが悪いのか・・半日陰で育てすぎたのか? 肥料不足か?・・わかる方は教えてくださいね!

◆よくみると花弁に濃い紅色のホクロに似た斑点が2個ある。シュンランを別名「ホクロ」ともいう。また、別名「ジジババ」ともいわれ親しまれています。花と花茎は、お祝い事の「蘭茶」に利用したり、酢の物、吸い物にできる希少な山菜でもあるが、かわいくて食べられるものではない。
◆画像左は、当家のさびしいシュンラン、画像右は、展示即売場のシュンランです。

  
シュンラン観てね♪
当家・花1つのシュンラン
シュンラン
展示即売場のシュンラン
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