赤実ユスラウメ 6月水無月手入れ
ユスラウメ
白実ユスラウメ

今回は、ユスラウメを紹介します。小粒の赤い実が美しいユスラウメは見てよし食べてよしの庭木ですね。白い実の品種もあります。花どきの白い5弁花の美しさもさることながら、甘ずっぱい味のルビーのような実がびっしり枝につき、子供たちにも喜ばれる実ものとして、庭木のほかに、鉢植えや盆栽にも利用されています。


ユスラウメ

  

◆ユスラウメは、中国原産で、北海道、本州、四国、九州に植栽され高さ3m内外になる落葉低木です。6〜7月ごろ、球形、径約1〜1.5cmの核果が赤く熟して美しい。果柄が短く、果実は表面に微毛があり、生で食べられます。
花は4〜5月ごろ葉と同時または開く前に、白色5弁、径1.5〜2cmの花が咲き、わずかに淡紅色を帯びて美しい。多数の雄しべがあり、子房に毛を密生する。 葉は互生し、倒卵形〜だ円形、長さ4〜6cmで先は急にとがり、縁に細かい鋸歯があります。葉柄や葉の両面に毛が多く、葉の表面はややしわになっています。

◆果実が白く熟すギンユスラという園芸品種があります。 中国には葉がだ円形〜長だ円形で長さ2〜3cmの変種があり、小葉梅桃と呼ばれています。ニワウメは中国原産の落葉低木でユスラウメによく似た果実が6〜7月に赤く熟しますが、果実の表面に毛がなく、淡紅色の5弁花を咲かせ、葉は卵形〜長卵形です。

◆ユスラウメの仕立て方は、「株立ち状」に作ったり、単幹にして樹冠を作る「スタンド仕立て」にします。また、徒長枝を利用し「曲幹仕立て」にもできます。ユスラウメの樹皮は黒灰褐色で荒れており、若木でも古木の相を現しますので、盆栽や鉢植えにしても楽しめます。また、 実つきをよくするためには日当たりのよい肥沃地で育成し、冬期に充実枝を強く切り詰めないことが大切です。樹勢が強く管理が容易な実ものです。

ユスラウメ「手入れのポイント」はこちら♪

  

  

◆画像は、当家・鉢植えの赤実と白実のユスラウメです。

  
雨上がりの「赤実ユスラウメ」
  赤実ユスラウメ観てね♪

◆当家のユスラウメは、赤実と白実(ギンユスラ)の2品種を鉢植えで栽培している。1999年3月に苗木を植え付けた。昨年はどちらもびっしりと実を枝につけた。
今年の3月に植え替えを行ったが、「曲幹仕立て」の樹形を作ることを優先して、枝をおもいきり切り詰めた。案の定、今年は数えるほどしか実がついていない。実つきが悪い代わりに実が大きい。直径1.5cmもある。熟した実は甘く美味しい。

  
  ユスラウメ(赤実・白実)
ユスラウメ(赤実・白実)
赤実ユスラウメ
赤実ユスラウメ
白実ユスラウメ
白実ユスラウメ
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