ラズベリー 7 月文月手入れ
キイチゴ
ラズベリー

今回は、キイチゴを紹介します。キイチゴは日本の山野に自生していますね。黄色実のモミジイチゴ、草むらのなかの赤く丸いクサイチゴ、紅く大粒のクマイチゴ、そのほかニガイチゴ、クロイチゴ、ナワシロイチゴなど多く自生しています。ここでは、栽培用のキイチゴを紹介します。


キイチゴ

  

◆現在栽培されているキイチゴは、輸入種で、ラズベリー、ブラックベリー、デューベリーの3種類です。ヨーロッパやアメリカでの改良品種です。

◆「ラズベリー」は北米で品種改良が進められてきました。高さ1.5mに達する有刺低木で、小核果の集合した集合果は、6月に完熟すると容易に花托から離れます。花托は果柄の花盤の上に残るので果実の中心部は空洞化します。この形がちょうど帽子のようなので「キャップ」ともよばれています。
ラズベリーには、赤実のレッドラズベリー、黒実のブラックラズベリー(ブラックキャップともいわれます)、青灰色のパープルラズベリーがあります。ラズベリーはいくぶん冷涼な気候を好み、北海道などに多く栽培されています。

◆「ブラックベリー」はつる性の多年生植物で、小核果の集合した集合果と肉化した花托が結合したものです。つるが直立し、花序は基部から先端へ順次開花し果実は個別に密着します。ブラックベリーは少し暖かい地方で栽培されます。

◆「デューベリー」はつるが匍匐し、花序は中心花から側花へと順次開花します。個々の果実はまばらです。デューベリーも少し暖かい地方で栽培されます。


  

◆キイチゴの仕立て方は、通常「垣根仕立て」にします。高さ1.5mほどの杭を立て、その間に2本以上の鋼線を張り、約1m間隔で植え付けます。もう1つは「支柱仕立て」で、高さ1mほどの杭を立て、その根元に植え付けます。ラズベリーの一番枝は約1.5mに伸びたところで切り、ここから発生する側枝は伸びた長さに応じ12〜20cm残して切りつめ、結果枝を発生させます。
ラズベリーの結果枝は秋までに枯れますので、地際から切り取ります。ブラックベリーなどは枯れませんが、翌年はその枝に多くは結実しないので、やはり地際から切り取ります。

◆果実は成熟すると花托から離れやすくなりますので、2〜3日おきにていねいに収穫を行います。ラズベリーはさわやかな酸味が身上です。収穫した果実は、生食のほか、ジャム、ゼリー、ジュースなどに加工して賞味できます。

キイチゴ「手入れのポイント」はこちら♪

◆当家のキイチゴは赤実のレッドラズベリーです。1999年3月、前庭隅に1株植栽したのが繁殖し、今では2〜3m先まで地面を占有している。昨年春、地下茎から出たヒコバエを株分けしたのが今年元気に育っている。今年の新梢に来年も多くの果実をつけるはずである。
◆画像は、前庭隅のレッドラズベリーの1株です。

ラズベリー
前庭隅のレッドラズベリー
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レッドラズベリー
ラズベリー
レッドラズベリー
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