モントブレチア 10 月神無月手入れ
モントブレチア
モントブレチアに花アブが・・

今回は、モントブレチアを紹介します。濃いオレンジ色の花は原産地の南アフリカを思い起こさせる雰囲気を感じさせます。昔からお盆には欠かせない仏前花として重宝されてきました。花もちがよく切り花には最適ですね!「丈夫で長持ち」とはこの花からでた言葉かもしれませんね。


モントブレチア

  

◆【モントブレチアの性質
●アヤメ科の球根で、別名をヒメオウギズイセンといい、南アフリカのケープ地方が原産地です。その昔、南蛮船の乗組員たちが喜望峰(Cape of good hope)から運んできたものが日本に定着したといわれています。長崎近辺の島々にはススキやカヤに混じって野生化もしています。
●枝分かれした花茎に花径3〜4cm、長さ4〜5cmの濃いオレンジ色の6弁花が穂状に咲きます。葉はグラジオラスに似ており丈は低く淡緑色で扇状に広がり、暖地では冬でも葉が青々としています。
●丈夫な花で半日くらいしか日の当たらない場所でもしっかり花をつけます。繁殖力も旺盛で根茎が周囲に広がって殖えます。花期は7月中旬〜9月中旬です。

◆【品種
●花色に変化のあるものが数種類あります。基本の色は濃いオレンジですが、それより赤みを帯びたものや、黄色に近いものもあります。


  

◆【管理と手入れ
●植え付けは、3月中旬〜4月に5〜6球ずつまとめて10×15cm間隔、覆土は約5cmで植えます。暖地では秋の彼岸ごろでも植え付けできます。
●植え付け時は日照や土質には気を使う必要はありませんが、むしろ終日強い光線が当たる場所のほうが花色が濃くなり花数も増えます。
●元肥は有機配合肥料を1m平方あたり50g程度施します。あまり土壌が肥えていると、葉ばかりが目立ち花つきが悪くなりますから注意しましょう。
●寒冷地では球根を10月下旬に堀り上げ、陰干しにして春まで保存すると安全です。マルチングなどで防寒して越冬することも可能です。寒冷地以外では植えっ放しで大丈夫です。株分けは9月下旬に行います。



モントブレチア・桃紅色  
  モントブレチア

◆【当家のモントブレチア
●主庭隅と中庭小花壇にある。花期が長く7月から9月まで順番に咲きます。
●中庭のモントブレチアは3品種を数年前に植え付けましたが、とうとう1種類しか育たずじまい・・2種は今年完全に株が消滅してしまいました。画像上段の桃色系統の1品種が咲きました。珍しい新品種は生命力が弱く育てるのも難しいですね!
●主庭隅のモントブレチア(画像下段)は昔からある濃いオレンジ色の花です。葉の緑と調和して美しいですね!

  
庭隅のモントブレチア
モントブレチア 観てね♪
葉と花の色合いが美しい
モントブレチア
オレンジ色の6弁花
モントブレチア

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