ソリダスター 10 月神無月手入れ
ソリダスター
ソリダスター

今回は、ソリダスターを紹介します。ソリダスターはキク科の属間雑種で、花粉公害で悪名高いセイタカアワダチソウの仲間と、シオンの仲間のアスター・プタルミコイデス(和名:テリアツバギク)との交雑種です。仏壇に飾る「盆花」として昔から切り花に利用されてきました。黄色い小花が枝先に多数つき華やかですね!


ソリダスター

  

◆【ソリダスターの誕生
●キク科のソリダゴ属とアスター属との間に生じた属間雑種で、両者の属名をとり、ソリダスターと命名されました。園芸上では「アスター・ハイブリダス・ルテウス」の名前で呼ばれます。
●ソリダスターは1909年ごろフランスのリオンで作出されたといわれていますが、人工交配か自然交雑かは明らかではありません。

◆【ソリダスターの性質
ソリダゴ属はセイタカアワダチソウのように非常に丈夫で、日本各地にも野生化しているものがあります。ソリダスターも親であるソリダゴ属に似て非常に丈夫です。
●草丈は60〜80cm、花は径1.5cmで、7〜8月に茎先がよく分枝し多数の花がつきます。花色は咲き始めが黄色で、後でクリーム黄色になります。花形はシオンに似ています。

◆【管理と利用
●日当たりのよい排水のよい場所なら非常によく生育します。
●肥料は多く必要としません。開花までの生育期に化成肥料などを数回追肥すれば十分です。
●草丈が高くなると降雨により倒伏のおそれもありますので、梅雨時などは支柱を立てビニールテープなどで囲い倒伏を防止します。
●ヨーロッパでは花壇によく使われていますが、日本では多くは切り花用として栽培されています。お墓参りにはよく使われる花の一つですね!



ソリダスター  
  ソリダスター 観てね♪

◆【当家のソリダスター
●中庭の小花壇にある。7月〜8月にかけて毎年よく咲く。きれいな黄色からクリーム黄色に変わり8月一杯は楽しめる。花は9月〜10月に入ってもちょぼちょぼ咲いている。葉の濃い緑も衰えずに元気で強健な宿根草である。
●10月も半ば・・野生化したセイタカアワダチソウが道路脇に目立って咲き始めた。ソリダスターとは咲く時季や草丈が違うが花や葉は見間違うほど似ている。ソリダスターのほうが花弁の幅が広い。セイタカアワダチソウもソリダスターのお友だちである。嫌わずに観賞したい。

  

ソリダスター
ソリダスター
ソリダスターの花穂
ソリダスターの花穂
クルマユリを背景に
クルマユリを背景に

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