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◆カエデ類では、紅葉が美しいイロハモミジ、オオモミジ、ヤマモミジなどを俗にモミジと呼び、他をカエデと呼んでいますが、すべてがカエデ科・カエデ属です。ここではモミジについて記述します。
◆【モミジの性質】
●種類により違いますが、北海道から本州、四国、九州、朝鮮半島南部に分布している樹高3〜5mに達する落葉広葉高木です。
●モミジはやや耐陰性のある陽樹で、適湿地を好み生長が早い性質があります。春の芽出し、秋の紅葉が美しいことが特徴です。
◆【モミジの種類】
●[イロハモミジ]
別名をイロハカエデ、タカオモミジともいいます。本州の関東以西、四国、九州、朝鮮南部に分布。葉は対生し、やや円形で径4〜6cm、掌状に5〜7深裂し、裂片は広披針形で先はとがり重鋸歯があります。4〜5月に暗赤色の小花を開きます。果実の翼は斜開または平開します。
●[ヤマモミジ]
本州の日本海側に分布し、イロハモミジより葉が大きく径5〜10cmで7〜9中裂し、裂片は幅広く重鋸歯である。
●[オオモミジ]
北海道から九州まで分布し、ヤマモミジに似るが、葉の鋸歯は端正です。
●[園芸品種]
ノムラカエデは葉が春から夏まで暗赤色で美しい。チリメンカエデは葉が掌状全裂し、裂片は線状披針形で緑色です。ベニシダレ(紅枝垂れ)は葉が常に赤い種類をいいます。ほかにも、門尽し、青柳、忍ぶが丘など多くの品種があります。
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