マサキの実 2 月如月手入れ
マサキ
マサキの実

今回は、マサキを紹介します。年間を通じて葉が緑で美しいため生垣によく使われます。ごく低い縁とり的な生垣から高さ2mくらいまでの生垣を作れます。斑入り種は庭木・生垣のほか生花材料として人気があります。6〜7月に咲く緑白色の小花は目立ちませんが、12〜1月に熟す黄赤色の果実は美しいですね!


マサキ

  

◆【マサキの特徴・性質
●マサキ(柾)は北海道以南、本州、四国、九州、沖縄、中国に分布するニシキギ科の常緑大低木です。別名はシタワレ、フユシバといわれています。
●枝は緑色でやや太く葉は対生し、だ円形で縁に鈍い鋸歯があり革質で厚い。6〜7月に緑白色の小花が集散花序をなして咲きます。果実は球形で12〜1月に熟し、3〜4裂して黄赤色の種子を現します。
●耐陰性が強く、土質を選ばず強健で生長が早い性質があります。潮害や大気汚染にもやや強く、刈り込みにも耐え、移植も容易です。

◆【種類
●[オオバマサキ]:葉が大形で長さが6〜8cmあります。
●[ギンマサキ]:葉の縁に不規則な白斑があります。
●[キンマサキ]:葉の面に黄斑があります。
●[キフクリンマサキ]:葉の縁に黄斑があります。
●[ツルマサキ]:類似種であるツルマサキは常緑のつる性で気根を出してはい上がります。葉はマサキよりも細くやや小さめです。


  

◆【マサキの管理と手入れ
●常緑の広葉樹であり桜の花のころから10月までの間で、新梢の発生期と7月下旬〜8月を除いた時期に扱います。
●土質を選びませんが排水のよい肥沃地が向きます。細根が密生するので植えるときは雑に扱うと根のすみずみまで土が回らないので注意しましょう。
●木が大きくなるに従い下枝が枯れあがる性質があります。このようなときは3月中旬の新梢が出る前に、思い切り切り詰めて新しい芽をふかせ枝を更新します。

◆【マサキの利用と用途
●年間を通じ葉が緑で生長が早く刈り込みに強いので、ごく低い縁とり的なものから2mくらいの生垣まで作れます。また、丸く刈り込んで玉作りにすることもできます。
●斑入り種は庭木・生垣のほか、生花材料としての需要も多く、また、つる性のものは壁面にはわせたり地被材にします。

マサキ「手入れのポイント」はこちら♪



  

◆【当家のマサキ
●大昔ご親戚のTT家から「生垣用に・・」と多くの株をいただいた。小庭の奥のブロック塀の袖に高さ70cmほど・長さ1mにも満たない低垣がある。いただいた多くの株は生垣としての用途が見出せず、結局そんな少しだけの生垣になってしまった。
●多くの株のなかで1本だけ背丈を伸ばしてやれたのが下の写真の木である。2m強の高さの円筒形仕立てに仕立て中である。ほぼ高さが目標に達した今年の1月の樹姿である。葉の青さと赤い実のコントラストが美しい。


1月のマサキ(柾木)
マサキ 観てね♪
マサキの実
赤い種子

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