アオキの実 3 月弥生手入れ
アオキ
フイリアオキの実

今回は、アオキを紹介します。アオキ(青木)は枝が青いので名づけられました。別名、アオキバとも呼ばれます。わたしたちの周りにも自生しており日陰に強く年中変わらない緑と紅い実が美しいですね!斑入り葉や白実の種類はまた格別な美しさがあります。


アオキ

  

◆【アオキの特徴・性質
●本州の宮城県以南、四国、九州、沖縄、朝鮮に分布する樹高1〜2.5mのミズキ科の常緑広葉低木です。
●株立ちになり枝は太くて緑色、葉は対生し長だ円形で縁に粗い鋸歯があり深緑色で革質です。雌雄異株で3〜4月に紫褐色の小花が円錐花序をなして咲き、果実はだ円形で翌春に赤く熟します。
●耐陰性の強い陰樹で、適湿地を好み生長が早く、大気汚染にも強い性質があります。

◆【種類・類似種
●[ホソバアオキ]:葉が披針形をしています。
●[フイリアオキ]:葉に小さい白い斑点が入ります。
●[アマノガワ]:葉の全面に淡黄色の細かい斑点が入ります。
●[シロミノアオキ]:果実の色が淡黄白色です。
●[ホソバアオキ]:類似種のホソバアオキは北海道や本州の日本海側に分布し、葉はアオキに比べやや小形で、若枝、葉柄、葉の裏面脈上に微毛があります。


  

◆【アオキの管理と手入れ
●通常は自然形に育成し、これといった樹形は作りません。若木のうちは樹形を乱すような飛び枝を出しますからこれを切る程度にし、それ以外の整枝は行いません。
●樹冠が大きくなりすぎた場合は、春の萌芽前に枝を切り詰め、施肥を行って萌芽を促進させます。細い枝や枯れ枝は随時切り取ります。

◆【アオキの利用と用途
●年中変わらない枝葉の緑や紅い実が美しい木です。しかも日陰に耐え丈夫な木ですから建物の北側や下木としての植栽に向いています。枝を粗く出すものと小枝を密生するものがありますので、できれば庭木としては小枝を密生する性質のものを選んだほうがよいでしょう。
●雌雄異株ですから雌株を植えないと実がつきません。マンリョウのように紅実と白実の株を植えるのも楽しいのではないでしょうか。

アオキ「手入れのポイント」はこちら♪



  

◆【当家のアオキ
●フイリアオキが小庭の池の奥にある。昔ご親戚のTB家のお庭の袖に生えていた子株をいただいた記憶がある。お庭にはフイリアオキの大株があり小鳥の種子散布によって繁殖した株であった。
●近年当家においても種子散布によって繁殖した株にも花が咲き実がつくようになった。鳥たちのおかげである。
●もう1株あるフイリアオキはさらに昔からネズミモチの下木として生育しているが、こちらは雄木であろう・・花は咲くが実のついたことがない。やはりアオキは雌木が喜ばれるようである。
●家の前の潅木の生える崖中腹に自生するアオキがある。きれいな赤い実を多くつける。照りの入る濃い緑の葉と赤い実のコントラストが美しい。

  

フイリアオキの実
アオキ 観てね♪
フイリアオキの実
フイリアオキの枝葉

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