◆【ナスタチウムの特徴】
●ナスタチウムはペルーからコロンビアにかけての中南米が原産地で、ノウゼンハレン科の1年草、別名をキンレンカともいいます。
●つる性の茎にハスに似た葉と、緋、橙、サーモンピンク、クリーム、黄色とカラフルな花をつけます。花壇やベランダなどで広く栽培されていますが、つる性なのでハンギング仕立てにも向きます。
●風通しのよい日なたを好み、全国で栽培が可能です。花期は6〜7月です。
◆【ナスタチウムの栽培】
●[種子まき] 4月〜5月が適期。風通しと日当たりのよい場所にまき5mmほど覆土します。種子は殻が硬いので一晩水につけて沈んだものだけをまくと発芽が早くなります。発芽まで10日以上かかりますが、間引き株はよい株を選び鉢植えにして栽培することもできます。発芽までは乾燥や湿りすぎに注意します。
●[生長期] 幼苗期から花の咲く時期は湿りすぎたり窒素分が多いと、葉ばかり茂り花つきが悪くなります。夏の強い日差しに生長や開花が抑えられますが、秋にはまた花つきがよくなります。鉢やプランター栽培にして霜に当てなければ初冬まで利用することができます。
●[施肥] 追肥は発芽後20日おきに液肥を株元に施します。窒素過多には注意しましょう。
●[収穫] 6〜7月ごろ開花したら花や葉を随時収穫します。
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