コーンフラワー(ヤグルマギク) 10 月神無月手入れ
コ−ンフラワー
コーンフラワー(ヤグルマギク)

今回は、ハーブのコーンフラワーを紹介します。コーンフラワーと呼ぶよりもヤグルマギクやヤグルマソウと呼んだほうがわかりがよいかもしれません。ドイツの国花ともされ独身の人が襟元につける花とされています。美しいブルーの花弁はポプリの彩りとして大変重宝しますね!


コーンフラワー

  

◆【コーンフラワーの性質
●原産地はヨーロッパ南東部、和名をヤグルマギクまたはヤグルマソウといい、草丈50〜90cmになるキク科の一年草または宿根草です。
●花は一重咲きと八重咲きがありますが、一重咲きの形が鯉のぼりの柱の矢車に似ていることから、日本ではヤグルマギクと呼ばれています。花の色は青色のほか白、紫、桃などがあります。花期は5〜7月です。

◆【種類
●一年草では切り花用の高性種と花壇や鉢物用の矮性種があります。

宿根草ではオウゴンヤグルマソウなどが一般的です。


  

◆【栽培のポイント
露地栽培
●耐寒性があるので9月頃、日当たりと排水がよく栄養分に富む土壌にまきます(宿根草は6月に、また寒地では春まきにします)。
移植を好みませんので株間を25〜30cmに開けます。追肥は軽く2〜3回。幼苗期に窒素肥料を多く与えますと葉と茎が弱くなります。
●霜柱の立ちやすい所ではワラや腐葉土、バークなどで株元をマルチングします。
摘芯をして花数を多くします。また強風で倒れないように支柱を立てましょう。花後はこぼれ種子で殖えます。
鉢栽培
●種子は大きいので箱や平鉢に粗くまき、本葉6〜8枚で鉢やプランターに定植します。一年草では秋に定植しますが、強い霜の降りる寒地では霜よけを行って越冬させ春に定植します。寒さには強いのですが寒風の避けられる場所で越冬します。
●7号鉢には1株もしくは直(じか)まきします。矮性種の場合には、秋に3号鉢に上げ、春に4号鉢に植え替えします。

◆【利用と用途
●「麦畑(コーン)の中で花(フラワー)が見られる雑草」というのが英名の由来ですが、ドイツの国花にもされたり、ツタンカーメン王の墓の中からも発見されたりと、遠い昔から人々に親しまれてきたハーブです。
●花色が鮮やかな青を基本に、白、桃、紫と多様で、花壇や花束などの彩りに利用されます。
●花は開花と同時に摘み取り日陰の風通しのよい場所で乾かし、熱処理をしパリパリにし密閉びんで保存します。ポプリ、ドライフラワーなどに利用します。
●利尿作用、目の炎症、疲れ目の目薬、強壮薬などの効用があるといわれています。


  
  コーンフラワー 観てね♪

◆【当家のコーンフラワー
●昨年9月21日「種から育てるハーブの楽しみ方」講習会で種子をまき栽培したコーンフラワーである。
●昨年の10月12日に間引きを行った間引き苗を30×80cm・プランターに移植。冬期は敷きわらを施し軒下で越冬しました。
●5月末〜6月末まで青紫薄紫の花が咲きました!支柱を立てて支えてやらないと顔を下げてしまいます。ドイツでは独身の乙女が襟元につける花・・乙女のような可憐な花です。

  





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