アジュガレプタンス・青紫花 6 月水無月手入れ
アジュガ
アジュガレプタンス・淡桃花

今回は、アジュガを紹介します。別名をセイヨウキランソウともいいシソ科の多年草です。世界各地でグランドカバーとして多用されているアジュガレプタンスはヨーロッパ原産の野草だといいます。花がまとまって咲くとまるでカーペットのようで美しいですね!


アジュガ

  

◆【特徴
●茎は地面をはい、葉が地表を覆い、性質が強いためにグランドカバーや庭の下草に最適な植物です。5〜6月にヒアシンスのような花を穂状に密につけます。花穂の高さは20cmぐらいで直立して咲きます。
●花が終わったあとに茎がはうように伸びて広がっていきます。半日陰のほうが葉色が美しく生育します。また夏の西日の当たらない落葉樹下や建物の東側でもよく生育します。寒さにも強く多雪地帯でも越冬します。

◆【種類と品種
●日本の山野に自生しているキランソウ、ツルカコソウ、ジュウニヒトエ(学名:アジュガ ニッポネンシス)などが同じ仲間ですが、園芸的に栽培されているものはヨーロッパ原産種のアジュガレプタンス、アジュガピラミダリス、アジュガゲペネンシスなどです。
●ここでは世界各地でグランドカバーとして木陰や建物の陰などに多用されているアジュガレプタンスの主な品種を紹介します。
●[基本種]
葉は緑色、他の園芸品種に比べると単純な草姿です。花色は青紫色が普通ですが淡桃色や白色もあります。非常に丈夫です。
●[ピンクスパイアー]
花は桃色、緑色葉で草丈20cm前後です。日の当たる所でも生育します。
●[アトロプルプレア]
葉は光沢のある青銅色を帯びた紫色ですが、成葉になるにつれ緑色を帯びてきます。草丈15cm前後、花は青紫色です。
●[マルチカラー]
3色の斑入りで、葉が緑色、黄色、紅色の部分で不規則に彩られている。冬には色彩が一層はっきりします。
●[バリエガタ]
マルチカラーよりもシンプルな斑入り種で、葉に淡黄色と桃色の斑が入り若葉がきれいです。


  

◆【栽培のポイント
●種類によって日の当たる所を好むものと半日陰を好むものがありますが、斑入り種は一般的に半日陰のほうが葉色が美しくなります。土質は砂地、粘土質以外の排水のよい土壌が適し、乾燥したら水やりを行います。
●春に株分けをすると花の咲かない株が多くなりますので、秋に株分けをして植え付けます。花が終わるとイチゴのようにランナーが伸び、その先に次々と新しい株ができます。

◆【利用と用途
●光沢と厚みのある葉を対生して地上をはって広がり、冬には姿のまとまった小さい株が地上をびっしり覆い、春になると花穂が風になびく・・・
グランドカバーには最適ですね!
●花が美しく、葉色のきれいな種類や斑入り種を選んで平鉢などに植えますと、山野草のような趣で四季を通して楽しめます。

アジュガレプタンス「手入れのポイント」はこちら♪



アジュガレプタンスの花壇  
  アジュガレプタンス 観てね♪

◆【当家のアジュガレプタンス
●5〜6年ほど前に3種類の株を購入し直径1mほどの花壇に植栽した。そのうち2種類が健在である。青紫色の花穂は20〜30cm、淡桃色の花穂は15〜20cmほどである。
●青紫色の株の繁殖力は旺盛で、花壇の垣を越えて更に繁殖し続ける。淡桃色の株は青紫色の株に場所を占領されるのか数株しか花が咲かない。植物の世界も弱肉強食で生命力の強いものが生き延びる。自然の法則であろう。

  

青紫色
青紫色・ズーム
淡桃色


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