オリズルランの細い葉 4 月卯月手入れ
オリズルラン
オリズルランの花・7月

今回はオリズルランを紹介します。冬の寒さにも比較的強く、半日陰や日陰でも育ち手のかからない観葉植物です。株元から折り鶴のような子株が垂れ下がった草姿が美しいですね!吊り鉢で楽しみましょう!


オリズルラン

  

◆【オリズルランの特徴と品種
●ユリ科の植物で、ランナーに折り鶴のような子株をつけるソフトオリズルランと、ランナーがなく葉の薄いシャムオリズルランが代表種です。
ソフトオリズルランには葉幅が細い普通種と、葉幅の広いヒロハオリズルランがあります。
ヒロハオリズルランは普通種に比べ、低温や強い日光に弱い性質があります。
●根は多肉質で、乾燥にはよく耐えますが、逆に水が多いと根腐れを起こし葉先が枯れ込みます。低温には比較的強いので普通の室内ならば十分に越冬できます。
●強健で育てやすく陽光を好みますが、強光では葉が枯れ込みますので、夏は半日陰で育てます。光線不足では葉色が薄くなりランナーも出なくなり、また葉の斑も不鮮明になります。


  

◆【管理と手入れ
●明るい室内でも育ちますが、より多くの子株や葉数を出させるには春から秋までの数ヶ月は戸外に出します。戸外では直射日光を避け半日陰の場所か50%ほど遮光した場所に置きます。
水やりは1年を通して鉢上の表面が白く乾いたら与えます。生育期の夏は特に乾燥しますからたっぷり与えます。
●肥料は、春から秋まで10日に1回の割で千倍液肥を与えます。さらに5月〜10月・2か月に1回化成肥料を与えると生長が早くなります。冬期の施肥は行いません。
●ランナーが出てその先に花が咲きます。花後は子株が付きます。子株を切り離し培養土に植え付けますと容易に繁殖ができます。また繁殖は株分けでも行えます。
●植え替えは2年に1回行います。3年以上同じ鉢に植えておきますと根詰まりを起こし生育が悪くなります。



植え替え1年後
  オリズルラン 観てね♪

◆【当家のオリズルラン
●数年前に親戚のI家からいただいた。いただいたときは画像(右)の10号ほどの丸鉢にオリズルランとゼラニウムが寄せ植えされていた。寄せ植えも鉢に余裕があれば生育もよいが、株が大きくなるとお互いが干渉し合って生育が悪くなる。いただいてすぐに個別に植え替えた。
●オリズルランはいただいた丸鉢に株を広げて植え替えた。その後に下の画像(左)の鉢バスケットを今度は知人のU氏からいただいた。木とフジつるで作ったオリジナルである。10号丸鉢を乗せるとこれがぴったりフィットしたので望外の喜びを感じたものである。
●下の画像(中)は、いただいた年の子株を小鉢に移植したものである。日当たりのよい窓際に置き、葉やランナーが垂れ下がる草姿を目の前で観賞するのもよいものである。


オリズルラン・8月
子株の移植小鉢
同左の子株


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