ドウダンツツジの花 5 月皐月手入れ
ドウダンツツジ
ドウダンツツジの新梢・結び燈台の脚に似ている!

今回はドウダンツツジを紹介します。春にはつりがね形の白い花と新緑が・・秋には紅葉がひときわ美しいですね!春の花から秋の紅葉まで四季の変化を楽しめます。ドウダンツツジの名の由来が面白いですね!「燈台ツツジ」の意・・といっても海岸に建つ燈台ではありません。ドウダンツツジの葉の分枝の形が、大昔、松明(たいまつ)を燃やして照明に使った「結び燈台」の脚に似ていたことからつけられました。燈台がドウダンに変化してドウダンツツジに・・(*^。^*)


ドウダンツツジ

  

◆【ドウダンツツジの特徴
●本州の伊豆・東海地方、三重県、九州に分布し、北海道から九州まで広く植栽されているツツジ科の樹高2〜4mの落葉低木
●幹は多数分枝し小形の葉を密につけます。葉は互生し、倒卵形で縁に細かい鋸歯があります。
●4月には白色のつりがね形の小花が、1〜2cmの柄の先に下垂して咲きます。果実は狭長だ円形で柄とともに上を向いています。
陽樹で特に土地を選びませんが、生長はやや遅いほうです。萌芽力が強く、刈り込みにも耐えます。

◆【類似種
●[サラサドウダン]: 5月に紅条のある広いつりがね形の花が下垂して咲き、縁は浅く5裂します。花後は柄が屈曲して果実は上を向きます。
●[ベニドウダン]: 5月に紅色のつりがね形の小花が下垂して咲き、縁は細かく裂けます。果実は後で上方に向きます。


  

◆【管理と手入れ
●樹勢が強く特に土質は選びませんが、日当たりのよい土質の軽い肥沃地で、排水のよい場所が生育に適します。
●仕立てものは基本形を乱さないように、ひんぱんに刈り込みます。秋も遅くなって刈り込みますと紅葉がきれいにあがりません。
●乾燥の厳しい所では有機質を根元にすき込んでやります。乾燥時は十分潅水します。

◆【利用と用途
●自在に刈り込み、いろいろな樹形が作れますので、玉仕立てや生垣、低い植え込みなどに多く使われます。

ドウダンツツジ「手入れのポイント」はこちら♪



小庭のドウダンツツジ
  ドウダンツツジ 観てね♪

◆【当家のドウダンツツジ
●小庭に2本の高さ1.2〜1.3mほどに詰めた樹がある。オオクチナシとコクチナシの樹があったが新潟の寒さには耐えられなかったらしい。いずれも枯死した。そのあとにドウダンツツジの苗木を植栽した記憶がある。右画像はその1本である。
●玉仕立て(画像下・左)は、30年以上前に近くのH家からいただき池裾に植栽した。玉もこれ以上大きくできない。隣のサツキと肩が触れそうで可愛そうである。
●家裏の高さ80cmほどの生垣(画像下・右)・・キウイ、カキ、ウメなどの枝葉も日を遮るので、日照は十分ではないが、春の新緑から秋の紅葉まで四季の変化を十分楽しむことができる。
生垣の上にはブドウの垣根を作ってある。美観をそれほど問題にしない生垣の場合は、生垣上の空間を有効に利用することをお勧めしたい。


玉仕立て
生 垣・5月の新緑


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