ブドウ・巨峰 果樹手入れポイント
No.2
早生ミカン

果樹の種別ごとに、「植え付け・施肥・整枝剪定・病虫害・育成ポイント」を記述します。
果樹の育成に役立てましょう♪


ブドウ
  

植え付け:
「時季は春・夏どちらでもよい」・「寒冷地では春植えがよい」・「植え穴は広く深く」・「つぎ木部分は地表より10〜15cm上げて植え付ける」
苗木の管理:
「1年生苗はつぎ木部分から約15cm上のところで切りもどす」・「萌芽後約20cm伸長したところで比較的旺盛な1本の新梢を支柱に誘引して伸ばす」・「茎の葉腋から発生する副梢は2葉を残し摘心」・「冬の剪定時登熟のよいところで切断」
成木の管理:
「主枝から出る結果枝は充実枝を残す」・「結果枝の数は1節1本にする」・「新梢は巻きひげのからみつくものから誘引」・「副梢は2葉で切除」・「花穂が伸び出たら早めに摘房をする」・「巻きひげは切りとる」
仕立て方:
棒仕立て:垂直に立てた支柱に親枝を誘引し直立に伸ばし、これを主幹とし側枝を出させる方法」・「棚仕立て:地上1.8mくらいに棚をつくり枝を誘引する方法」・「垣根仕立て:垣根を作り枝を誘引させる方法で、水平片翼仕立てと水平両翼仕立てがある」
施肥:
「9月に礼肥を」・「11月に元肥として堆肥や鶏糞を枝下にすき込む」・「[成木の年間施肥成分量/平米]:[窒素;8〜14g・リン酸;8g・カリ;8〜10g]」
整枝剪定:
「剪定:11月〜2月に」・「本年結実した枝を2〜3芽残して切りもどす短梢剪定を行う品種:キャンベルアーリー・マスカットベーリーA」・「本年結実した枝を7〜9芽残して切りもどす長梢剪定を行う品種:巨峰・ネオマスカット・コウシュウ・デラウェア」
病虫害:
「害虫:コウモリガ・トラカミキリ・スカシバが発生」・「病気:黒痘病・灰色カビ病・ベト病が発生」・「早期発見・薬剤散布か定期的・薬剤散布を行う」
育成ポイント:
「副梢は5〜6葉で停止するものは放置してよい」・「巨峰・ネオマスカットは開花前に穂尻を切り詰める」・「デラウェアは満開2週間前と満開後10日の2回ジベレリン100PPMで処理し種子なしにする」・「ジベレリン処理したデラウェアは副穂を切除する」・「繁殖:挿し木が容易」



ミカン
  

植え付け:
「3月下旬〜4月上旬に」・「堆肥・腐葉土を埋め込む」・「根を広げる」・「枝葉を少し取る」・「支柱を立てる」
施肥:
「3月上旬(春肥)・6月上旬(夏肥)・11月中旬(秋肥)の約3回」・「[成木の年間施肥成分量/平米]:[窒素;25〜35g・リン酸;15〜25g・カリ;15〜25g]」
整枝剪定:
「剪定:2月〜3月に」・「仕立て方:主枝三本の開心半円形」・「密生した枝を間引き光が樹幹に入るように」
病虫害:
「アゲハの幼虫・ミカンハダニに注意」・「ミカンハダニは発生しだい異なった種類の殺ダニ剤を散布」
育成ポイント:
「施肥は春肥を主体に」・「早春に土壌改良を」・「7月中旬〜8月初旬の摘果が重要」・「寒い地方は冬季防寒を」・「鉢植え:2年〜3年で植え替えを」



ユズ
  

植え付け:
「3月下旬〜4月上旬に」・「根を傷めないように」・「枝葉を切りつめて」・「支柱を添える」・「排水良好に」
施肥:
「ミカンほど必要としない」・「3月上旬(春肥)・6月上旬(夏肥)・11月中旬(秋肥)の約3回」・「[成木の年間施肥成分量/平米]:[窒素;20〜25g・リン酸;10g・カリ;15〜20g]」
整枝剪定:
「剪定:2月下旬〜3月中旬に」・「仕立て方:主枝三本の開心半円形」・「横に広がるように大きい直立枝を間引く」
病虫害:
「病虫害には比較的強い」・「カイヨウ病・ヤノネカイガラムシには絶対的抵抗性がある」・「ミカンハダニは発生しだい異なった種類の殺ダニ剤を散布」・「黒点病:発生初期に殺菌剤を散布」
育成ポイント:
「施肥は春肥を主体に」・「早春に土壌改良を」・「7月中旬〜8月初旬の摘果が重要」・「寒い地方は冬季防寒を」・「鉢植え:2年〜3年で植え替えを」



スダチ
  

植え付け:
「3月中旬〜4月上旬・6月梅雨期に」・「堆肥・腐葉土・木灰を埋め込む」・「枝葉を少し取る」・「根を四方に広げる」・「支柱を立てる」
施肥:
「3月上旬(春肥)・6月上旬(夏肥)・9月中旬(初秋肥)・11月上旬(晩秋肥)の約4回」・「1回の施肥量は少なく回数を多く」・「[成木の年間施肥成分量/平米]:[窒素;25〜30g・リン酸;10〜15g・カリ;15〜25g]」
整枝剪定:
「剪定:2月〜3月に」・「仕立て方:主枝三本の開心半円形」・「密生した枝を間引き光が樹幹に入るように」
病虫害:
「アゲハの幼虫・ミカンハダニに注意」・「ミカンハダニは発生しだい異なった種類の殺ダニ剤を散布」
育成ポイント:
「摘果はほとんどしない」・「60%〜70%の日当たりが良い」・「施肥は春肥を主体に」・「早春に土壌改良を」・「寒い地方は冬季防寒を」・「鉢植え:2年〜3年で植え替えを」


 
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送