アケビ 果樹手入れポイント
No.4
スダチ

果樹の種別ごとに、「植え付け・施肥・整枝剪定・病虫害・育成ポイント」を記述します。
果樹の育成に役立てましょう♪


キンカン
  

植え付け:
「3月下旬〜6月梅雨期に」・「堆肥、腐葉土、木灰を埋め込む」・「枝葉を少し取る」・「支柱を立てる」
施肥:
「3月上旬(春肥)、6月上旬(夏肥)、11月中旬(秋肥)の約3回」・「窒素300g・リン酸200g・カリ250g/成木/年間」
整枝剪定:
「剪定:2月〜3月」・「仕立て方:主枝三本の開心半円形」・「密生した枝を間引き光が樹幹に入るように」
病虫害:
「アゲハの幼虫、ミカンハダニに注意」・「ハダニは発生次第異なった殺ダニ剤を散布」
育成ポイント:
「摘果はしない」・「生育が遅いので枝は切らない」・「施肥は春肥を主体に」・「早春に土壌改良を」・「寒い地方は冬季防寒を」・「鉢植えは2年〜3年で植え替えを」


アケビ・ムベ
  

植え付け:
「アケビ:11月〜3月」・「ムベ:4月中旬〜5月上旬が適期」・「アケビ:日当たりと水はけのよい場所に」・「ムベ:湿潤地を好む」・「根は長く粗いが切らないで植える」・「植え穴は大きめに」・「長い根は巻くようにして植える」・「堆肥を元肥に入れる」
施肥:
「地植えでは特に施肥の必要はない」・「窒素過多を最も嫌う」・「施肥する場合:1月下旬〜2月ごろ過リン酸石灰・骨粉・粒状化成肥料を与える」・「鉢植え:油粕+骨粉(20%)の練り肥を年5回程度与える」
整枝剪定:
「つる性で枝は細く葉も小さいので特別な手入れは不要」・「樹形を乱すつるを切る程度」・「アケビ:11月〜2月・ムベ:2月〜3月に混み過ぎたつるのつけ根から切る」
病虫害:
「とくに心配ない」・「新梢にアブラムシが発生するぐらい」・「早期に発見し殺虫剤を散布」
育成ポイント:
「花は前年生枝につくので秋以降の強剪定は避ける」・「1株よりも2〜3株近くに植えると実つきがよい」・「棚仕立ては管理上あまり丈を高くしない」・「繁殖:とり木・挿し木で」・「とり木:実のなる枝がとれるので鉢植え苗には最適」・「とり木:4月上旬環状剥皮をし水苔を巻いて発根させる」・「挿し木:3月中〜下旬に前年生枝15〜20cmを赤玉土に挿す」・「鉢植え:2〜3年地植えで培養後に素焼き鉢にあげる」


実ウメ
  

植え付け:
「晩秋〜早春に・出来るだけ年内に植える」・「土壌は選ばない」・「日当たりのよい適度な湿潤地に」
施肥:
「4〜6月・11月に数回施肥を行う」・「油粕・鶏糞のほかにカリ分の多い複合化成肥料は有効」・「年内の施肥が原則」・「11〜2月には草木灰や苦土石灰などを施す」
整枝剪定:
「開心自然形仕立てにする」・「落葉後の剪定が普通」・「夏期の剪定も樹形を作り実つきをよくするためによい」・「間引きと切り返し剪定を主体に」・「樹冠に光が入るように整枝」
病虫害:
「病虫害がつきやすい」・「病気:カイヨウ病・黒星病」・「害虫:アブラムシ・ウメケムシ・カイガラムシ」・「早期発見し薬剤散布する」・「カイガラムシ予防には冬期の石灰硫黄合剤・機械油乳剤の散布が有効」
育成ポイント:
「病虫害に留意して育成する」・「病虫害発生は果実の品質に影響する」・「風当たりの強い場所で栽培しない・カイヨウ病の要因となる」・「大梅品種は摘果を行う」・「繁殖:接ぎ木・実生・挿し木・とり木で」

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