◆植え付け: 「花後が適期」・「ハナショウブ:日当たりと排水のよい場所に・根茎が隠れるくらいの浅植えに」・「ジャーマンアイリス:日当たりと排水のよい場所に・高温多湿にやや弱い・根茎が半分地面上に出るくらいの高植えに」・「アヤメ:日当たりと排水のよい場所に・浅植えに」・「カキツバタ:日当たりのよい湿地を好む・浅植えに」・「元肥は施さない」・「鉢植え:芽が鉢の中心に向くように植える・用土(赤玉7:腐葉土3)」
◆施肥: 「庭植え:春・秋に化成肥料を50g/平米を施し中耕する」・「植え替え株:秋9月中旬と10中旬さらに早春にそれぞれ50g/平米を施す」・「鉢植え:植え替え時に元肥(化成肥料)を混入・秋と春に薄い液肥を15日おきに施す」
◆整枝剪定: 「とくにない」
◆病虫害: 「根茎が腐る軟腐病と白絹病に注意」・「軟腐病:罹病株は除去し土壌を殺菌する」・「白絹病:白くなった地表土を除去し土壌を殺菌する」・「連作株は病害が発生しやすい」・「アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ:早期発見し薬剤散布」
◆育成ポイント: 「花芽は9月中旬〜10月につく」・「秋には株分けや移植をしない」・「株分け:花後および根が動く前の早春に・根を傷めないように・花茎のでた根茎は捨てる・葉を1/3〜1/2切り詰める」・「花つきをよくするため3年に1回株分けと植え替えを」・「株分け後は連作を避けると花つきがよい」・「カキツバタ:絶えず水がヒタヒタであること」・「鉢植え:梅雨期には鉢を軒下に移動・過湿を防ぐ」・「鉢植え:毎年植え替えをする」・「花後の花茎は元から切り取る」
|