サザンカ 庭木手入れポイント
No.6
紅梅

庭木の種別ごとに、「植え付け・施肥・整枝剪定・病虫害・育成ポイント」を記述します。
庭木の育成に役立てましょう♪

ヒイラギナンテン
  

植え付け:
「4月上旬〜10月末」・「粘質な肥沃土壌を好む」・「湿潤な半日陰地に」・「西日の当たる場所は避ける」・「寒冷地では秋遅く植えないこと・寒害の恐れ有り」・「水ぎめで植え付ける」・「移植:根鉢を大きめに取り、枝は折れやすいので注意して扱う」
施肥:
「あまり必要としない」・「春先と9月ごろ鶏糞を株元にばらまく程度でよい」
整枝剪定:
「低木でもあり特別な整枝は要しない」・「1年の生長は少なく枯れ葉を除く程度でよい」・「株全体の中で1本だけ枝幹が伸びている場合は、長い枝幹を切り側枝を伸ばしバランスをとる」
病虫害:
「ほとんど心配ない」・「育苗初期にウドンコ病や立ち枯れ病が発生する程度」
育成ポイント:
「西日や強い日の当たる乾燥地は避ける」・「日当たりが強いと葉が淡黄褐色になり見苦しくなる」・「湿潤な半日陰地の植栽に利用する」・「枝幹が密生しすぎたら古い枝を根元から切り、枝の更新を図る」・「繁殖:実生・挿し木で」・「実生:秋に熟した種子を採り果肉を取り除いてまく・種子を乾燥しないように砂に混ぜて保存し翌春3月中旬にまいても良い」・「播種床は湿潤な樹陰や半日陰地がよい」

オウバイ
  

植え付け:
「3月下旬〜4月中旬・9〜10月」・「植え穴は大きめに・堆肥や腐葉土をすき込む」・「排水をよく・高植えに」・「日当たりのよい場所に」・「移植:大株は枝を切りつめて移す」
施肥:
「窒素過多は避ける」・「リン酸、カリを主体に」・「草木灰、骨粉、化成肥料を油粕と併用」・「2月の寒肥・花後のお礼肥・8〜9月に」
整枝剪定:
「花の終わった直後(4月ごろ)に」・「不要な枝は随時切り取る」
病虫害:
「ほとんど心配ない」・「日当たりが悪いとスス病がときに発生する程度」
育成ポイント:
「日当たりが悪いと花つきが悪い」・「窒素過多は枝が軟弱になり花つきが悪い」・「株を大きく作ると花が多く咲き見栄えがよい」・「繁殖:挿し木・とり木で」・「挿し木:3月下旬〜9月・10〜30cmのさし穂を」・「とり木:発根している枝を切り取って植える・2〜3年生枝がよい」

イヌツゲ
  

植え付け:
「4〜6月・9〜10月が適期」・「日当たりのよい肥沃地に」・「やせ地は葉をふるう」・「植え穴は大きく堆肥、鶏糞をすき込む」・「水ぎめにし高植えする」・「背の高いものは支柱を取りつける」
施肥:
「肥料は多めに」・「やせ地では年3回・2月・7月・9月に施肥を」・「堆肥・鶏糞・化成肥料を施す」
整枝剪定:
「刈り込み:基本形をくずさないように軽く回数多く」・「刈り込み時期:3〜10月に随時行う」・「胴吹きや徒長枝は早めに切り取る」
病虫害:
「初夏にハマキムシ・シャクトリムシが発生」・「日当たりが悪いとカイガラムシ・ハダニが発生」・「早期発見し殺虫剤を散布」
育成ポイント:
「肥料ぎれを起こさないこと」・「一度に強く刈り込まない」・「樹形がくずれたら思いきり切りもどす」・「枯れ込みが生じた場合は枝を誘引する」・「繁殖:実生・挿し木・接ぎ木で」・「実生:10月黒熟した実を採り果肉を取り除きまく」・「挿し木:新梢の固まった7〜8月の夏ざしがよい・挿し土は赤玉土か鹿沼土」・「接ぎ木:3月中〜下旬に・白実種や斑入り種を」

ヤツデ
  

植え付け:
「5〜6月が適期・10月上旬まで植付け可」・「半日陰の肥沃な湿潤地がよい」・「堆肥や腐葉土を多くすき込む」・「日当たりのよい乾燥地は不向き」・「移植:4月下旬〜10月上旬・葉を落として植え付ける」
施肥:
「多くは必要ない」・「2〜3月に鶏糞を株元にばらまく程度でよい」
整枝剪定:
「枝が混みすぎたときに枝抜きを行って樹形を整える」・「高すぎる枝幹は0.6〜1.2mに切り新梢を吹かせ直す」・「狭い場所では新葉が伸びきった6月に頂部の小葉を残し他は全部切り取ると生長を抑制できる」
病虫害:
「特に心配ない」・「乾燥が厳しいとカイガラムシがときに発生する」
育成ポイント:
「陰樹として高い木の下木や北側の目隠しに使用する」・「斑入り種などは洋風の芝庭にも似合う」・「放任しても樹形を整えるので管理が容易である」・「冬の乾いた風と夏の乾燥を嫌う」・「乾燥地では堆肥などをすき込み土中湿度を高くする」・「繁殖:実生・挿し木で」・「実生:種子を秋に採り果肉を取り除いて湿った砂に混ぜて貯蔵・3月下旬〜4月上旬に床や樹間にまく」・「挿し木:7〜8月・若い枝を葉を落として挿す」

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送