ツバキ・三浦乙女 庭木手入れポイント
No.7
アズマシャクナゲ・東錦

庭木の種別ごとに、「植え付け・施肥・整枝剪定・病虫害・育成ポイント」を記述します。
庭木の育成に役立てましょう♪

キンシバイ
  

植え付け:
「4月桜の咲くころが適期」・「ビヨウヤナギ:日当たりのよい湿潤地に」・「キンシバイ:午後の日をさえぎる場所に」・「堆肥・腐葉土をすき込み高植えに」・「植え付け後地上部が枯れてもすぐ萌芽する・枯れ込んだ枝部分は早めに切り取る」
施肥:
「普通の土壌であれば特に必要ない」・「施せば理想的ではある」・「鶏糞・油粕・化成肥料などを2月・8月下旬の2回株元にまく」
整枝剪定:
「特には必要ない」・「放任しても樹形が乱れない」・「株から離れた地下茎枝は早めに切り取り、株をまとめてやる」・「混み枝・枯れ枝は早めに切り取る」
病虫害:
「特にない」・「病虫には強い」
育成ポイント:
「日当たりが悪い場所ややせ地では花つきが悪い」・「移植:ふるい根(根土が落ちた状態の根)になりやすいので掘り取りはていねいに行う」・「繁殖:株分け・実生・挿し木で」・「株分け:4月ごろ3〜5本ずつに分ける」・「秋に熟した種子を3月下旬〜4月上旬にまく」・「挿し木:斑入り種は7〜8月に挿す」


ボタン
  

植え付け:
「9月下旬〜11月・鉢植えは9月下旬〜10月上旬」・「日当たり・排水のよい肥沃地に」・「腐葉土や鶏糞をすき込み高植えに・接木部分が隠れるように植える」・「寒ボタン:9月上旬までに鉢上げする」・「鉢植え:赤玉土または鹿沼土に腐葉土4の配合土」
施肥:
「1〜2月に堆肥・腐葉土を株元に埋める」・「花後と9月上旬に油粕・骨粉を置肥する」
整枝剪定:
「通常はとくに整枝は必要ない」・「混み枝や下枝などは元から抜き取り、通風・採光をよくする」・「整枝は12〜2月に行う」
病虫害:
「害虫:アブラムシ・カイガラムシ」・「病気:葉が萎縮するネマトーダ」・「早期発見し薬剤を散布」
育成ポイント:
「開花後花がらを早めに切り取る」・「花つきがよい場合は花芽を摘み花数を整理する」・「鉢植え:7月に上部の芽を欠き、芽欠き部分を9月下旬以降切り詰めると背丈を低く出来る」・「繁殖:接木・株分けで」・「現在シャクヤク台に接木することが多い・9月下旬〜10月上旬に」・「株分け:10〜11月に」


シャクナゲ
  

植え付け:
「2月下旬〜3月・9月下旬〜11月が適期・周年可」・「根は浅く広く張る」・「植え穴に腐葉土かピートモスを混入」・「根を広げ高植えに」・「鉢土:鹿沼土3・腐葉土4・ピトモス3」・「連作を嫌う:ツツジ類の植え場所には数年後に植え付ける」・「植え付け後:マルチングを行い乾燥を防ぐ・支柱を立てる」
施肥:
「庭植えは:特には必要ない・梅雨明けや冬に腐葉土などを敷いてやる程度」・「鉢植え:油粕玉肥を年2〜3回置肥する」・「お礼肥は必ず施す」
整枝剪定:
「芽吹きが悪いため整枝はあまり行わない」・「枯れ枝や混み枝をはずす程度」・「ふところ枝は早めに切る」・「芽欠きを行うと芽が複数出て枝数が増える」
病虫害:
「病気:褐斑病・葉枯れ病・モチ病・花腐れ病」・「害虫:アブラムシ・カイガラムシ・ツツジグンバイムシなど」・「早期発見し薬剤を散布」
育成ポイント:
「花がらは早目に摘む」・「隔年開花を防ぐため摘蕾を行う・日本シャクナゲは根を肥倍して樹勢をつける」・「鉢植え:夏期の水やりを忘れないこと・冬期は乾燥に注意・マルチングが有効」・「鉢植え:2〜3年目に植え替える」・「繁殖:とり木・挿し木で」・「挿し木:西洋シャクナゲに行う」


ツバキ
  

植え付け:
「3月下旬〜4月・8月中旬〜10月上旬」・「有機質に富む排水のよい場所に」・「植え穴に堆肥、落葉を入れ高植えに」・「大木の移植:7月下旬〜9月上旬の暑い時期がよい・枝葉を抜き幹巻きを施し支柱を立てる」
施肥:
「1〜2月・5月・9月ごろ鶏糞を施す」・「窒素過多は避ける」
整枝剪定:
「広い庭では放任でよい」・「徒長枝、からみ枝、ふところ枝を切り採光、通風をよくする」・「必要な整枝は花後すぐに行う」・「7月中旬〜9月上旬に不要枝を切る」
病虫害:
「新葉がふくらむモチ病、葉に黒褐色の斑点が入る炭そ病、花が褐色になる花腐れ病が発生」・「チャドクガ、アブラムシ、ハマキガ、ツノロウムシ・カイガラムシが発生」・「早期発見し薬剤を散布」・「冬期の石灰硫黄合剤、機械油乳剤の散布が病虫予防として最適」
育成ポイント:
「乾燥を防ぐため梅雨後と11月中旬にマルチングを行う」・「冬の潅水を忘れないこと」・「窒素過多は花つきを悪くする」・「50〜60cmまでの小苗は鉢で培養すること」・「繁殖:挿し木・接ぎ木・実生で」・「挿し木:7月中旬〜8月・今年生枝を挿す」・「接ぎ木:切りつぎが良い・3月中〜下旬に」・「実生:秋の採りまきか、湿った砂に種子を保存し翌年3月中〜下旬にまく」

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