ナツハゼの実・10月 12 月師走手入れ
ナツハゼ
ナツハゼの実・12月

今回は、ナツハゼを紹介します。小庭の片隅で実をいっぱいつけているナツハゼ・・紅葉をした葉に黒紫色をした実が穂状に垂れ下がり美しいですね!実はそのままでも食べられますが果実酒の材料としても使えます。野鳥の餌木にもなり、和風庭園に似合う樹木です。


ナツハゼ

  

◆【ナツハゼの特徴
●北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国の山地や丘陵に生えるツツジ科の高さ2〜4mの落葉低木です。
●葉は短柄があって互生し、長だ円形、長さ4〜6cmで縁と両面にあらい毛があります。
●5〜6月に本年枝の先に長さ6cmほどの総状花序を出し、淡黄褐色の釣り鐘状をした小花を開きます。花冠は長さ4〜5mmで先が5浅裂します。
液果は径7〜9mmで黒褐色に熟し、酸味があって食べられます。


  

◆【管理と手入れ
●排水性のよい腐植に富んだ乾燥気味の弱酸性土が適しますが、過湿でなければどんな土壌でも育ちます。
●樹形をよく整え放任してもあまり乱れませんので、特に整枝の必要はありません。あまり刈り込まないで自然形に育てます。
●熟した黒紫色の実は小鳥が好んでついばみます。冬遅くまで実がついています。

◆【利用と用途
●和風の庭では、つくばい回りや石付き、根占めなどに使います。黒紫色の実と紅葉の取り合わせの美しさが引き立ちます。
●鉢植えや盆栽としても適しています。身近で山間の風情を楽しむことができます。
●実は生でも食べられますが、果実酒の材料としても使えます。紅色の少し酸味のある美味しい果実酒ができます。



  

◆【当家のナツハゼ
●30年も前になろうか・・径5〜6cm、樹高1.2mほどの幹を寸胴切りにした山掘りのナツハゼを知人からいただき、小庭奥に植栽した。材が堅く生長は遅いが今では樹高2m、径8cmほどに生長している。
●小庭奥の土壌は酸性の赤い山土であり、日当たりも悪くなく生育には適していたようである。本来樹性も強い樹である。幹から枝を横方向、上方に出して樹形も美しい。春の黄緑色の新緑はやわらかで美しく、幹の赤色とよく似合う。秋の紅葉もまたステキです。
●毎年実を多くつける。近年は果実酒造りが年中行事となっている。


ナツハゼの実・10月
ナツハゼ 観てね♪
ナツハゼの実・10月12日


ナツハゼの新緑・4月22日
ナツハゼの実・12月15日


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