シャクヤク 6月水無月手入れ
シャクヤク
シャクヤク

今回は、シャクヤクを紹介します。ボタンに似るシャクヤクの花は、百花の王と称されるボタンにも負けないくらいの美しさです。ボタンが咲き終わったあと、代わって咲くシャクヤクの花姿・・新緑の大きな葉の上から真っ直ぐに立ち上がって咲く彩り鮮やかな花は、庭や花壇の主役です。

立てばシャクヤク・・」 ほんとうに美しいですね!


シャクヤク

  

◆シャクヤクはアジア北東部原産のキンポウゲ科の宿根草です。日本へは、古く平安時代に中国から薬草として渡来しました。今日では広く観賞用に、原種から作り出された園芸品種が栽培されています。草丈は60〜90cm、葉は二回三出の複葉である。初夏、茎の先端に長い花柄を伸ばし、大形で径約15cmの花を単生する。蕚は緑色で5弁、花弁は8弁以上で品種により形状や花色はさまざまである。園芸品種は、江戸時代には百種以上、現在では3千品種もあります。

原種のシャクヤクは一重咲きですが、観賞用に作り出された園芸品種は八重咲き、雄しべが翁のひげに似る翁咲き、バラの花に似るバラ咲き、雄しべが金色の金しべ咲きなど多くの花形の種類があります。

◆18世紀には日本のシャクヤクがヨーロッパに紹介され、品種改良も行われました。印象派画家のルノアール、マネ、モネなどの絵画にもシャクヤクが画かれています。モネの「睡蓮(すいれん)」も名作ですね。パリ郊外ジベルニーのモネ邸の庭園にスイレンが植栽されているそうです。
◆漢方薬としても、昔からよく知られており、生薬の名前である「芍薬」がそのまま名前になりました。根を乾燥したものは、鎮痛、鎮静薬として煎じて服用する。生薬栽培用に生産も行われています。

シャクヤク「手入れのポイント」はこちら♪


  

◆ここ新潟県・小須戸町に隣接した五泉市は、ボタンの苗木生産が全国一である。五泉市にある6千平米の「ぼたん百種展示園」の周囲に、原種に近い一重咲きのシャクヤクが植栽されている。下記から画像をご覧ください。

「ぼたん百種展示園」のシャクヤクはこちら♪


  

◆当家には、前庭アプローチに2株のシャクヤクがある。数年前に株分けを行ったので、どちらも紅色の八重咲きである。昨年は良く咲いた株は今年1輪も咲かず。昨年咲かない株が今年は1輪だけ咲いた。原因は何か?害虫か・・新梢が枯れている。肥料が不足すると花が咲かない。害虫と肥料不足か・・反省点である。
◆画像上段は、前庭・「1輪だけのシャクヤク」と、下段は、「シャクヤクと蝶(ぼたん百種展示園で撮影)」です。

  
 シャクヤク観てね♪
鶴を背景に・一輪
シャクヤク
シャクヤク一輪
 
  
シャクヤクと蝶
シャクヤクと蝶
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送