ヒガンバナ 10 月神無月手入れ
ヒガンバナ
ヒガンバナ

今回はヒガンバナを紹介します。秋の彼岸のころに咲くのでこの名があります。秋の深まりを感じさせる季節の花ですね!「赤い花なら曼珠沙華・・」と昔の流行歌に歌われました。マンジュシャゲはヒガンバナの別名で、サンスクリットで「天上に咲く赤い花」の意だといいます。燃え立つような花はなんと魅惑的でしょう!


ヒガンバナ

  

◆【ヒガンバナの特徴
●ヒガンバナ科の球根植物で中国から渡来したと言われます。日本各地の土手や畦、林縁などに自生します。
●飢饉の際の救荒植物として人里に植えられて広められました。有毒植物ですが球根を水にさらし食用とし利用されました。
●昔はヒガンバナの毒性を生かし、畦道に植えたり、壁土に混ぜたりして、ネズミの害を防ぐのに利用したといわれます。
●花のあるときには葉がなく、冬になって葉を茂らすので「葉見ず花見ず」とも呼ばれ、普通の植物と逆の生育リズムを持っています。

◆【品種と類似種
●[シロバナヒガンバナ]: 小輪の白い花が咲きます。
●[ナツズイセン]: 美しい花形の桃色花で、林の中や墓地などに自生します。別名をリコリスといい西洋で人気があります。
●[キツネノカミソリ]: オレンジ色の花で、夏に湿った林の中に咲きます。西日本には特に雄しべの長いオオキツネノカミソリが自生します。


  

◆【管理
排水のよい乾燥しない土壌で、西日の当たらない場所が生育に適します。鉢植えの場合は花が咲かないことが多いので注意してください。
植え付けは、7月〜8月に球根の球の高さの2倍の深さに植えます。浅植えの場合は分球しやすく開花しにくいので注意します。植え付け後5年〜6年は移植しないようにしましょう。
施肥は、植え付けのときに1平方メートルあたり堆肥2キロ、化成肥料2握りくらいを与えます。
植え替えは、数年に1回、梅雨が明けたらすぐに掘り上げ、分球したあとすぐに植え付けます。



  

◆【当家のヒガンバナ
●5年ほど前に親戚T家の亡き叔母から球根をいただき、日当たりの悪い硬い土壌のヤツデ樹下に、しかも堆肥なども入れないで植え付けた記憶がある。
●植え付けたことも忘れかけていた'02年の9月末に咲いた一輪の花が画像下段・左である。
●その後このヤツデ樹下にシランの球根も植え付けた。'03年は花は咲かず、'04年の秋分の日に画像上段の花が一輪咲いた。生育環境の悪い場所で肥料も施さないので球根も増殖しないのかもしれない。今年も咲かずに終わりそうである。
●今年はヒガンバナの咲いた場所に、植えた記憶のないヤブランの小株が生長し、青紫の花を咲かせている。数メートル離れた親株の種子から繁殖したものであろう。なんとも不思議なことである。ヒガンバナの魔力に引きこまれたらしい。(^^♪
●画像下段・右は、親戚T家のヒガンバナ('04年9月)である。今年はT家のヒガンバナも見なかった。どうしたんだろう?またしてもヒガンバナの魔力であろうか・・(*^。^*)

ヤツデ樹下のヒガンバナ ・ '04年9月23日・秋分の日
ヒガンバナ 観てね♪

初咲き ・ '02年9月30日
T家のヒガンバナ ・ '04年9月27日


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